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【転勤族妻】「看護師ならいくらでも仕事が見つかる」は本当なのか?

転勤族の妻と看護師資格のお仕事探し

こんにちは、主婦ブロガーmyme(マイミー)です。

転勤族の妻であり看護師・保健師の資格を持つ私は、よく周囲の人からこう言われます。

「看護師さんならいくらでも仕事あるでしょう!」

果たしてそれは本当なのか?

本記事では、看護師・保健師の資格を持つ、転勤族の妻の仕事探しの現実をお話しします。

私の職歴と所有資格

私は大学で【看護師】そして【保健師】の資格を取得し、結婚するまでの数年間、都内の病院で看護師として働きました。

結婚とほぼ同時期に夫の転勤が決まり、数年間務めた病院を退職。
新天地に引っ越すことになりました。

予想外に苦戦した、結婚&転勤後の職探し

夫の転勤で地方都市に移り住んだ先で職探し。

「地方都市」と言っても、地方の中では大きめな都市だし、すぐ見つかるでしょ!

周りからも「看護師さんなら引く手数多でしょ~」(ほんとに会う人会う人から言われる)

それが・・・

求人自体はあるが条件に合った求人が、全く見つかりませんでした。

結婚後の希望した求人条件(看護師または保健師)

  • 日勤のみパート(夜勤なし、結婚してから夜勤をするつもりはなかった)
  • 平日のみで土日休み(夫の休みに合わせて。すれ違いになるのを避けるため)
  • 週3~5(扶養内でも扶養外でもどちらでもよかった)
  • 時給はその都市の看護職パートの平均位でOK(都内より安いのは当たり前)

え?そんなに条件厳しいかな?
都内ならこんな求人ゴロゴロあるよ?

 
都内ならね。
 

よく夫に愚痴をこぼしていました。

「東京ならたくさんあるのに」
 
社会人時代をずっと東京で過ごしていた私は、完全に東京感覚で仕事探しをしていたのです。
当然、私の理想通りの求人は見つかるはずもなく、3か月経過。
本当になかったんです。
クリニックとかでも、「土曜は絶対出てほしい」とかとか。

すごく微妙だった看護師求人サイト

仕事探しには、ハローワークindeedなど一般求人サイト、そして看護師求人サイトを複数利用しました。

その中で、結構期待していた看護師求人サイトがかなり微妙でした。

具体的には、

  • 明らかに希望していない求人(夜勤ありとか)を「おすすめ!!」と紹介してくる(どうみても人気のない求人を必死で紹介している)
  • 仕事が決まり、「もう転職支援は不要」と伝えても、「まだこんな求人やあんな求人がでる可能性が!!」とか言ってくる(いやいやw)
  • 「応募はしなくてよいので見学だけでも・・・」とかしつこい

うーん、なんでしょう、担当者が外れだったんですかね。
5~6社登録して、全てこんな感じだったんですよね。

看護師求人サイトは、利用は無料で一見頼りになりますが、地方都市においては、「看護師求人サイトを仲介しないと人が集まらなくて困っている、人出不足の求人」を紹介してくる、そんなイメージが定着してしまいました。

だって、サイトには「応募者多数の非公開求人を紹介します!」と謳われているのに、非公開求人なんて1回も紹介されませんでした。

それもこれも、やはり地方都市には求人自体が少ない・種類が限られていることがいちばんの要因かと思います。残念ながら。

結局見つけたのはハローワーク

ハローワークって、ハローワーク側からグイグイと求人を紹介するスタイルではなく、"あくまで情報提供と、希望があれば履歴書の添削しますよ"みたいなスタンスで。

自分のペースでじっくり、希望する条件の求人を探せました。
何より、しつこい電話や見当違いの求人を紹介されません。

求人数が少ない地方都市では意外とハローワークしか公開されていない掘り出し物求人が眠っている場合もありそうです。
※私の場合は「ハローワーク限定求人」といって、ハローワークの紹介状がないと応募できない求人でした。

転勤族妻、「看護職ならいくらでも仕事が見つかるのか?」まとめ

「転勤族の妻、看護師ならいくらでも仕事が見つかる」は、一定の条件に当てはまる方のみ本当だという結論です。

一定の条件とは、

看護師(保健師)なら、どんな仕事でも、どんなに大変でも、地方都市に行って時給がガクンと下がっても何でもやります!!」
という心意気

を持っていることです。

時々、「夫または婚約中の彼氏が転勤族だから手に職を!」という考えで、看護職の資格取得を考える方をネット上で見かけます。

私は迷わず待った!!をかけたいです。

まず、看護職は(数少ないホワイトな職場を除き)大変な仕事です。
休みがとりにくいです。
女性が9割の職場で人間関係が複雑です(これが一番大変かも)。
自己犠牲の精神が必要です。
都会と地方都市だと給与に大きく差があります。

最終的に、「なぜ看護職に就きたいと思ったのか」が仕事の本質に関わること以外の場合だと(資格が欲しかっただけ、お金が良い)、引っ越しのたびに転職活動をしてまで看護職を続けたいと思わなくなってしまうの可能性が大きいです。

看護業界って、意外とそんな感じ。(だと思います)
※あくまで一つの意見です。

転勤族の妻の看護師・保健師仕事探しの現実を知りたい方、転勤族のために看護職の資格取得を考えている方の参考になれば幸いです。