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【Wacom液タブCintiq16】ペーパーライクフィルムと相性がいいプロペン2替え芯

プロペン2の替え芯(セラミックハイブリッド芯)
こんにちは、主婦ブロガーmyme(マイミー)@mymeblogです。

私は現在、趣味の漫画制作にWacom製品の液晶タブレット『Cintiq 16』を使用しております。


機能は申し分ないのですが、液タブ特有のツルツルとした描き味がどうしても苦手で。
どうにかしてアナログに近い描き味に近づけたいと思い、『ペーパーライクフィルム』を導入しました。

私が購入したのはこちら、


手触りはマットで少しザラっとした質感です。(細かい紙やすりの様な感じ)

では早速、プロペン2の替え芯との相性を紹介します。

1. 標準芯 (ACK22211) Wacom Pro Pen 2 用

プロペン2にデフォルトで装備されている最も基本的な芯、標準芯(プラスチック製)

ペーパーライクフィルム貼付後の描き味は、なかなか良いです。
フィルム無しの液タブにはない、ペン先と画面に摩擦が生じることで、ツルツルと滑ることなく線が引けます。

”これは良い買い物したな”と思ったのも束の間・・・

ペン先が、恐ろしいペースで削れているではないか・・・!!

プロペン2の替え芯(標準芯)

取り替えたばかりの芯が画像の状態になるまでの作業量は、漫画原稿の下書き3ページ程。
このペースで芯が減り続けていたら、さすがにコスパが悪すぎる。
画像の状態で描き続けると、芯がくるくると回転し、全く思った通りの線が引けない。

極力、摩擦を小さくするためにプロペンの筆圧設定などを調節してみたりはしたものの、芯の減りは改善せず。

ペーパーライクフィルム×標準芯の評価

描き味:○
芯の消耗:×
といったところ。

2.フェルト芯 (ACK22213) Wacom Pro Pen 2 用

フェルト芯と言えども、イメージしている”フェルト”よりはだいぶ固い素材でできています。


ペーパーライクフィルム上での描き味は、かなり良いです!!
まさに紙の上で鉛筆を走らせているような抵抗を感じられます。
線が伸びすぎず、思ったところにピタッと止まり、細かい描写に最適

個人的には、アナログでいうと鉛筆書きの工程(下書き)にぴったりだと思いました。

気になる芯の消耗は…

漫画原稿の下書き10~15ページほど耐えることができました!
筆圧などの個人差を考慮しても、標準芯よりは耐久性は上回るでしょう。

ペーパーライクフィルム×フェルト芯の評価

描き味:◎
芯の消耗:△
といったところです。

3.プロペン2 セラミックハイブリッド芯

こちらはWacomから出ている純正の芯ではない商品ですが、プロペン2の芯として互換性に問題なく使用可能だったので、紹介します。

alice-books.com

商品紹介によると、「ダイヤモンドに次ぐ硬さ」ともいわれる窒化ケイ素Si3N4セラミックを使用したハイブリッド芯。
樹脂製の軸とセラミックボールを合わせ、ペンへのダメージも無く、耐久力もかなり高いという優れものです!

ペーパーライクフィルム上での描き味は、フェルト芯よりは標準芯に近いです。
紙の上にボールペンを走らせているような、割とサラサラとした描き味。

個人的には、「ペン入れ」「線画」といった、”線をスッと引く”工程に最適。

そして気になる芯の耐久力は…

プロペン2の替え芯(セラミックハイブリッド芯)
画像は漫画原稿40ページのペン入れ後の芯。
目視で確認できる限り、購入時から全く芯は消耗していません!!
さすがハイブリッド芯。

1本2000円超の高価格ではありますが、長期的視点ではコスパが良いと言えるでしょう。

ペーパーライクフィルム×フェルト芯の評価

描き味:○~◎
芯の消耗:◎
といったところです。

ペーパーライクフィルム×芯 まとめ

最終的には、個人の好みや筆圧、用途次第ではありますが、アマチュア漫画描きの私がペーパーライクフィルム上で使う芯と工程は以下の通りです。

  • 下書き(鉛筆書き、ラフ画)…フェルト芯でガシガシ描きたい。
  • ペン入れ(線画)…セラミックハイブリッド芯でスッと線を引きたい。

という結論に至りました。

余談ですが、ペーパーライクフィルムを貼ってすぐ、標準芯の減りが尋常じゃなく早かったため、「なんだこのフィルムは!?今すぐ剥がしたい!!」という衝動にかられました。

ただ、描き味はフィルム無しの時に比べ格段に良かったため、悩んだ末にフェルト芯とハイブリッド芯を購入しました。
その対策は今となっては非常によかったと思っております。(勢いで剥がさなくてよかった…)

ペーパーライクフィルムを購入するか迷っている方、購入後芯の減りに悩んでいる方の参考になれば幸いです。